CSS Nite in Ginza, Vol.34
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2009-04-17(Fri) 01:06
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投稿者: kisocci
CSS Nite in Ginza, Vol.34に行ってきました。
今回は、
伊藤 賢さん(mindmap.jp)
外村和仁さん(カヤック)
古荘貴司さん(日本情報化農業研究所 )
トミモトリエさん(レベルQ)
と個性的な方々ばかり、あっという間の講演でした。
心にとまったところをそれぞれ一言メモっておきたいと思います。
⇒⇒⇒
伊藤 賢さん(mindmap.jp)「Web制作で使うマインドマップ」
伊藤さんはマインドマップ産みの親トニー・ブザンから直接学んだ公認インストラクターさんです。
マインドマップは私も4,5年前からかちょくちょく試してはいたのですが、今ひとつ自分のツールになりきれませんでした。カラフルな色使いをして描いていくことが、かえって気が散る感じがし、描いている最中に描く目的を見失うことがしばしばありました。そんな中、マインドマップに対するスタンスとしてすっきりする言葉が伊藤さんの口から発せられました。
「イマジネーションとアソシエーションの視覚化」をする思考ツール
いつも「枝、枝、枝、枝、、」と紙を前にミクロ的になり、マインドマップが目的化する思考に陥っていたのですが、この言葉であたまの中のイメージとそれらの関連性を落とし込むツールであるとあらためて広くとらえることができました(いろいろマニュアル本には書いてあったとは思うのですが)。描けないのは単に頭の中に連想が発生していないからだな、と。地頭をもっと鍛えねば。
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外村和仁さん(カヤック)「プログラマ視点から見るマークアップ」
フリーのマークアップエンジニアからカヤックさんへ入りプログラマとして活躍されている方です。
「javascriptでできることはjavascriptで」というポリシーの元、cssの複雑なコントロールはjQueryとかで積極的に楽をするアプローチ、これは新鮮でした。私が知らないだけで、世の中そういうトレンドなんですか?私自身はマークアップから離れてかなり経つのでおいていかれているのかもしれません(うちの若い衆に聞いてみよう)。
カヤックさんのように先進的なオリジナルサイトを構築する場合には、どんどんこういうテクニックを投入できますね。クライアントワークではまだまだそこまでできないこともありますが、非常に参考になる考え方でした。
⇒⇒⇒
古荘貴司さん(日本情報化農業研究所 )「簡単です!日本発オープンソースCMS、SOY CMSのご紹介」
京都から和装でびっくり。SoyCMSのデモをおいしいところをざっと見せていただきました。
響いたのは、テンプレートファイルを最後まで(サイトリリース後も)ブラウザで普通に見れるということ。
SoyCMSはテンプレート処理はMTに代表されるような置換タグのアプローチではないので、アタリ原稿を最後までテンプレートにいれておくことができるのです。
乱暴に抜粋しますと、
コーディングされたサンプルHTMLが、
<ul>
<li>ここに新着情報が入ります</li>
<li>ここに新着情報が入ります</li>
<li>ここに新着情報が入ります</li>
</ul>
とありますと、テンプレートは、
<ul>
<!-- block:id="news" -->
<li><span cms:id="title">ここに新着情報が入ります</span></li>
<!-- /block:id="news" -->
<!-- cms:ignore -->
<li>ここに新着情報が入ります</li>
<li>ここに新着情報が入ります</li>
<!-- /cms:ignore -->
</ul>
と表される。
置換指示が、<span>タグの属性値(cms:id)として与えられ、要素を置換タグで置き換えるMTなどとはまったく違う。
また、<!– cms:ignore –>で囲ったところはテンプレート適用時に消去される。テンプレート自体を開いたときはアタリとしてそのまま残されている、という具合。
国産CMSでもウチはXSLTベースでおなじみのCMSDesignerを重用しているのですが、SoyCMSのアプローチもなかなかしびれました。
⇒⇒⇒
トミモトリエさん(レベルQ)「WEB 0.5で考える」
「ウェブ」は「ウェブ」じゃない人が作るとよりおもしろい「ウェブ」になる、そういう時代に本当になってきたな、と感じさせられました。昔から「ウェブ」は道具だ、とは口にしてきましたが、トミモトリエさんを前にしてそれは非常に軽々しい言葉でした。トミモトリエさんのアプローチは真にウェブを道具として実践されています。ウェブ自体を目的化しない、実の世界に確固たる目的(企画)が存在し、それがまたウェブのテクノロジーなど関係なくインパクトを放つ。中村勇吾さんのような世界ももちろんすばらしいのですが、トミモトリエさんのような世界も並行してこの現代に成立することがうれしい。
http://ogoru.tv/ 「ごはん、おごります」
これだけのキャッチコピーで表現できるサイトというのも驚きです。応募するとおごってくれるんです。そして、単なる際物企画ではないところにさらに驚きました。
「おごってください」と応募してきた一般の人との食事中の会話をインタビューとしてサイトに掲載している。フツーの人が取材されてウェブに掲載されるという機会はそうないと思いません?初対面の他者の取材をうけて(まぁ、食事をしながら会話して)他者によって自分が表現されるステージ、これって新しいと思うんです。mixiやらブログやらで自分を表現するツールは出そろいすぎて食傷気味ですが、どこかさみしい。自分からただ話すだけでなく、聞いてもらって受け止めてもらって切り取ってもらう(編集ね)、ここまでくればさみしくはない。ま、その公表を望むかは個人個人考えがあると思いますが、これで自分の発した言葉がちゃんとループするんですよね。で、このサイトは「おごっちゃう」行為を通してフツーの人にそのハレ(?)の機会を与えてくれるんですよね。初めて出会った他者と食事をしながら、しがらみなくつい本心を吐露していく、そしてそれが記事になる。うーむ、ほら、ウェブはあくまでそのための道具でしかない。
鷹野さん、いつもありがとうございます。今日もたくさんの気づきをありがとう。
講演者のみなさまもありがとうございました。
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2009-04-17(Fri) 08:32 ken
貴重なフォードバックをありがとうございます!
こうして記事を読ませていただくと、どこがポイントとして響いたのか改めて自分自身でもつかめますね。
> 描けないのは単に頭の中に連想が発生していないからだな、
ロジカルな階層構造を作ろうとせずに連想を広げる感じで描いていくと楽にマインドマップがかけるかもしれません。「筆算」を行うみたいに。よろしければお試し下さいませー。
2009-04-17(Fri) 09:13 woodpine
昨夜いけなかったので、レポートありがとうございます。
http://semikatsu.jp/htmls/article/5/
リンクさせていただきました。
2009-04-17(Fri) 10:08 kisocci
kenさま、コメントありがとうございます。
さっそく講演者からコメントいただきうれしいです。こちらこそありがとうございます!
そうそう、筆算のメタファーは手帳にメモしました。記憶の保管を紙にさせて、脳みその方はイマジネーションとアソシエーションに(筆算の例でいえば部分演算)集中する、ということですよね。引き出しに眠っているstabiloのペンを取り出して、また描いてみようと思います。
2009-04-17(Fri) 10:15 kisocci
woodpineさま、リンクいただきありがとうございます。
他の方のコメント(ブログ)も一同に見られて大変参考になります。
これらを読んでいきますとイベントの記憶が強化されますね。
今後ともよろしくお願いいたします!
